落とし込みブログ
~釣りに行けないときも釣れズレに~
田んぼ
子どもの頃。

牛や馬が田んぼの中を行ったり来たりする。
田おこしが終わり、しろかきがはじまる頃から田んぼには水が張られ、見渡す限りの平たい土地は、数日で湖のようになり、ひんやりとした空気が漂った。

カエルがどこからかウジャウジャと湧き出し、夜にはその鳴き声がうるさいくらいだった。

学校の帰りや休みの日には、おたまじゃくし・ゲンゴロウ・オニヤンマなどを見るのが楽しみで勝手にあぜ道を歩き回った。



田んぼと田んぼの間にある土を掘っただけの細い水路は水の生き物の宝庫。
ザリガニ・メダカ・フナ・ナマズ…。
…ときには裸足の足首などに気持ちの悪いチスイビルがくっついていたり。



そんな光景は、もう数十年したら、消え去るかもしれない。

しょうがないことなのかどうか。



福岡市とは言え、気がつくと田んぼがまたつぶされていっている。
つぶされる田んぼ

気に入ってた散歩コースの一つ。
ここにも、老人施設ができる予定。
なくなる予定の田んぼ



店ができ、家が建ち、道路ができ便利にはなったけれど。

役所勤めの誰かが言っていた。

「あなたの土地も、いつか前は山か田んぼだったでしょう。あなたも同類ですよ。」


そうかもしれない。たぶん。



アマゾンやアフリカの焼き畑をして生きている人を責めることはできないよな。

でも、それを肯定することまではできない。

どこかでとどまる調和のボーダーラインはあるはずだ。
しょうがないじゃないか、発展のためだよとあきらめ、割り切っていいのかな。

独り言独り言。


近所の知り合い。
最後まで田畑を守ろうとする後ろ姿。
最後の砦
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