職場の最初の大行事がひとまず終わり、続いてまた休み時間もなくなる日々の谷間にいる間に、実家の模様替えに行く。

昨日は釣りから帰ってダウンしていたので　昨日釣った良型のキスを持っていってやろうと、今日の朝さばこうとすると、

キスもチヌなんかと同じやナー。腹のところが柔らかくなって自己消化し始めている。
やっぱりその日にせめてはらわたでも出しておかないと いけないんだ。

急いでさばいて、午前中なら空いているという息子と一緒に実家を目指す。




何しろ、模様替えといっても、カーペットを籐の敷物に替えるだけなんだが、これが普通のじゃなくてどちらも大変重い。その上に乗っているテーブルや椅子やソファなどの全てがこれでもかと言うぐらいの重い素材でできている。ウチのとは違って高級なのだ。

体の弱った両親にはもうできるはずもなく、かといって自分一人ではとても持てず。
以前、腰を痛めた苦い経験から、二人体制でやるのが最低ラインなのだ。


行ってすぐに、模様替え。なんとか終わって　お茶を飲んでいると、
父が、

「実は…」

と、言いにくそうだが　この２人いる機会にという断固としたまなざしで

　「畑の向こうのノリの草刈りをして欲しい」


「いや、忙しいならいいが…」


さっさとやってしまおうと、息子と交代交代　やっつける。

あれこれ指示がうるさいジイさんと　孫





しかし、2人とも　昼飯喰わずもう13時、起きてすぐに来たので　いきなりの作業の連続に　へたり気味。


なんとかやり終えて、昼飯を食べ終わるとそそくさと　

「じゃまた。」


家に着くなり、自分チの破れたソファに横たわり　2時間　コンコンと眠った。