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落とし込みブログ
~落とし込みやらないときはこんな日々~
やはり根性だのみ
昨日、小倉に行ってきました。

小倉に立ったのは何十年ぶりかな。

がんを治すANK免疫細胞療法というものがあると知ったからです。
保険はきかないので、1回の治療に400万円以上かかります。
もちろんそんな大金は軽々と払えませんが、面談だけでもと主治医から診療情報提供書を準備してもらって
話を聞きに行ったのです。


きっかけは新聞のチラシ。リンパ球バンク株式会社の藤井真則氏の説明会に行って、
取り扱う病院の情報があったのでそれが小倉だったからです。

小倉駅からすぐの、「ひわきクリニック」というところです。


僕のがんは今の主治医はほぼ諦めています。

国内にいくつかある施設での重量子や陽子治療も保険外で400万円弱らしいですが、単体のがんには効くそうですね。

でも、通常病院での延命措置を行う標準治療では、僕の肝臓全体にびっしりと埋め尽くしたがんを押さえることはもはや無理で
そのがん自体が治療への抵抗力をつけてスーパーがんとなっているからです。

つまり、標準治療以外の自由診療しか道はないのですね。


で、その小倉での先生の一言。
「これは無理ですね。肝臓全体ががんで、しかもB型肝炎でしょう。この肝炎ウイルスが死なない限り、たとえがんが小さくなったとしても、またどんどん再発しますし。」
「いや、絶対やってくれといわれたらしますけど、治療も4回は必要で1600万円はかかります。しかもまた再発しますから。
2年前の外科手術のときに来てくれていればどうにかなったと思いますが。」

つまり、手遅れ。手の施しようがない。とのことで、早々にカアチャンと二人で病院をあとにしました。


帰りしなに二人でベスト電器で壊れたTVの替えの機種を見て、
小倉あんパンと紅茶で一息ついて、快速電車に乗ってうちへ帰りました。

ちょっと外出するだけでも疲れますね。


こんなことを書いたのはもし、がんが出来た人のための何かの情報になればと思ったからです。

この治療は、他の怪しい治療とは違う気がしました。
いちいち説明や本の内容が僕の体験にも当てはまっているし、
アメリカでの国立衛生研修所での基礎研究を基にしていて臨床的で科学的です。
残念なのは莫大な金額がかかるため日本での臨床数がまだ少なく保険対象となってないということです。

誰かのために書き残しておきます。



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コメント
この記事へのコメント
お互いね
ヒライちゃありがとう。眼も大変よね。以前、会員だったトクさんは、片目が完全に見えなくなっているけど、釣りは元気にされてる。
僕の病気もきついですが、こんな状況は誰にでも体験出来るものではないから、その中でどうチャレンジするかが僕だけにできる命題ととらえるようにしています。
2018/09/28 (金) 23:12:27 | URL | VIVIAN #f9t0qDf.[ 編集]
VIVIANさまへ、
困難に直面されておられるのですね。
私は、今年、右眼を患ってしまい、視力がガタ落ちしてしまいました…。
目に注射、レーザー光線の照射など治療費も結構かかりました。
幸い左目がちゃんと見えているので生活に支障はないです…。
クルマの運転も出来ます。
しかし、これもVIVIANさんの困難に比べれば蚊に刺された程度なのだと思い知らされる日々です。
特別、何も出来ませんが陰ながら応援しております。
2018/09/26 (水) 20:06:14 | URL | HIRAI #-[ 編集]
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